国立国際美術館『コレクション特集展示 ジャコメッティと Ⅰ』を見てきました。 [展覧会]

先週、大阪中之島の国立国際美術館『コレクション特集展示 ジャコメッティと Ⅰ』を見てきました。
ジャコメッティはいつどこで見たんだろうか?多分ロダンよりも先に出会っているようだなぁ。兵庫県立近代美術館か?その中で矢内原の著作にもであった。市の図書館に行ったらそのころ読んだ本があったので借りて見た。
「 「ポーズする時は動いてはいけないんですか」とぼくは訊ねた。「いけない」とジャコメッティ。「ほんの少しでも?」「そうだ、ほんの少し動いても行けない」「話をしても?」「いけない」「呼吸しても?」「いけない。」ぼくらは笑い出した。・・・」(みすず書房矢内原伊作『ジヤコメッティ』)二人の関係が面白い。矢内原の彫刻を国際美術館で対面した。

会期: 2019年5月25日(土)―8月4日(日) Ⅱは8/27~12/8まで。
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館のから→「20世紀最大の彫刻家であるジャコメッティの研究において、哲学者・矢内原伊作(1918-1989)の存在はとても大きなものです。矢内原は1956年から1961年の間に繰り返し渡仏し、そのモデルを務めました。しかし、矢内原をモデルとしたブロンズ彫刻のうち完成に至ったのは二作品のみで、すべての鋳造を合わせても七体しか現存が確認されていません。そのうちの一つが2018年に国立国際美術館のコレクションに加わり、日本では初の収蔵となります。当館では油彩による《男》(1956)を2013年に所蔵しており、「見えるものを見えるとおりに」表現するべく、ジャコメッティが人生を賭して取り組み続けた絵画と彫刻の両方を観ることができます。

本展では当館のコレクションに加え、矢内原に縁のあるジャコメッティ作品をお借りし、ジャコメッティと矢内原の世界に迫ります。また、モデルを務める間に書き留めた手帖に加えて、パリなどで撮影した写真を全公開致します。合わせて、ジャコメッティが生きた時代を中心に、絵画や彫刻による人物像の表現も所蔵品よりご紹介します。

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