『奈良 大和路 茶湯逍遙』 神津朝夫箸 [本]

茶道史を研究されている神津朝夫先生から『奈良 大和路 茶湯逍遙』を恵贈いただきました。2010年に雑誌『淡交』に連載されているときは、奈良の茶の本は売れないので単行本にはならないだろうと言っておられたのですが、ようやく出版の運びとなり喜ばしいですね。昨年からの奈良市内で行われている「珠光茶会」のシンポジュウムの講師もされています。非常に読みやすい本になっていますね。キャッチコピーには「奈良の茶を知らずして、茶の湯は語れません。」確かに、平城京の時代からの面々と続いています。
淡交社  1600円+税

http://www.tankosha.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=1765

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村上春樹≪色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年≫を読み終わる。 [本]

村上春樹≪色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年≫を読み終わる。なんて長い題名なんだということと、当然に、題名の意味を味わいながら読む。

さすがわ飽きさせないテクニックで、最後まで読ませてしまう。

高校の仲良し5人組の4人に、苗字が色に関したものがあるのに、多崎だけが無いということ。
多崎一人東京の大学に進学したあとに、残りの4人から、理由もわからず、絶交される。
10年近く後に、その原因を彼らに尋ね廻り、フィンランドまで行き豊かな自然に癒される。

村上の小説に流れる音楽はリストの「巡礼の年」3枚組のLPらザール・ベルマン演奏の8曲目≪ル・マル・デュ・ペイ≫から聞き始める。
聞いてみなくては(笑)

最後は、余韻を残し過ぎで、もう少し書き込んでほしいなァ。

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