赤膚焼陶芸体験 [奈良伝統工芸]
赤膚焼陶芸体験
~白釉に透ける「人肌」の温かさにふれてください~
赤膚焼窯元 小川二楽
必ずお電話ください。
http://www3.pref.nara.jp/kougei-taiken/1053.htm
大阪市立東洋陶磁美術館 特集展「受贈記念 辻井コレクション 灯火具―ゆらめくあかり」 [展覧会]
大阪市立東洋陶磁美術館 特集展「受贈記念 辻井コレクション 灯火具―ゆらめくあかり」展がおこなわれます。令和元年10月26日(土)~令和元年12月8日(日)
辻井コレクションは赤膚焼のコレクターでもあります。最近灯火具を寄贈されました。そのお披露目です。
灯火具とは、あかりを灯すための道具です。電灯が使われるようになるまで、油や蝋燭(ろうそく)を燃焼させる灯火具が長らく人々の生活を支えてきました。本展では、辻井コレクションの灯火具の受贈を記念し、その中から日本の陶磁器製の灯火具約25点をご紹介します。ゆらめくあかりで夜の闇を照らしてきた灯火具の多様な展開をお楽しみください。
染付福禄寿文燭台
そめつけ ふくろくじゅもん しょくだい
江戸時代後期・19世紀
東山焼
高:48.5㎝
辻井正・由紀子氏寄贈(登録番号05441)
燭台は、蝋燭を立てて用いるための道具です。日本における蝋燭の利用は奈良時代に始まったとされ、寺院などを中心に金属製や木製の燭台が用いられました。その後、蝋燭の生産量増加と普及にともない、江戸時代中期以降には陶器や磁器で燭台が作られるようになりました。本作品は、胴部に染付で蝙蝠(こうもり)と鹿、「壽」字の絵付けを施し、「福禄寿」の吉祥をあらわしています。胴部から底部にかけては中空となっており、底部内側には「東山」の染付銘が見られます。東山(とうざん)焼は、文政五(1822)年に現在の姫路市東山の興禅寺山山麓ではじまり、姫路藩により藩営化が図られました。はじめは染付・青磁・白磁の食器類が焼かれていましたが、天保二(1831)年に男山東南麓へ窯が移されてからは花瓶や水指、燭台などの高級品も生産されるようになり、藩の贈答品として用いられました。同様の作例には一対で伝わっているものがあることから、こうした燭台は対で用いられていたことがわかります。
http://www.moco.or.jp/exhibition/upcoming/?e=543
辻井コレクションは赤膚焼のコレクターでもあります。最近灯火具を寄贈されました。そのお披露目です。
灯火具とは、あかりを灯すための道具です。電灯が使われるようになるまで、油や蝋燭(ろうそく)を燃焼させる灯火具が長らく人々の生活を支えてきました。本展では、辻井コレクションの灯火具の受贈を記念し、その中から日本の陶磁器製の灯火具約25点をご紹介します。ゆらめくあかりで夜の闇を照らしてきた灯火具の多様な展開をお楽しみください。
染付福禄寿文燭台
そめつけ ふくろくじゅもん しょくだい
江戸時代後期・19世紀
東山焼
高:48.5㎝
辻井正・由紀子氏寄贈(登録番号05441)
燭台は、蝋燭を立てて用いるための道具です。日本における蝋燭の利用は奈良時代に始まったとされ、寺院などを中心に金属製や木製の燭台が用いられました。その後、蝋燭の生産量増加と普及にともない、江戸時代中期以降には陶器や磁器で燭台が作られるようになりました。本作品は、胴部に染付で蝙蝠(こうもり)と鹿、「壽」字の絵付けを施し、「福禄寿」の吉祥をあらわしています。胴部から底部にかけては中空となっており、底部内側には「東山」の染付銘が見られます。東山(とうざん)焼は、文政五(1822)年に現在の姫路市東山の興禅寺山山麓ではじまり、姫路藩により藩営化が図られました。はじめは染付・青磁・白磁の食器類が焼かれていましたが、天保二(1831)年に男山東南麓へ窯が移されてからは花瓶や水指、燭台などの高級品も生産されるようになり、藩の贈答品として用いられました。同様の作例には一対で伝わっているものがあることから、こうした燭台は対で用いられていたことがわかります。
http://www.moco.or.jp/exhibition/upcoming/?e=543
金魚すくい選手権大会 [大和郡山]
7月13日(土)大和郡山市大会、14日(日)奈良県大会、8月18日(日)全国大会。これは第25回全国金魚すくい選手権大会。普通の市民はあまり関心がありませんが・・。https://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/kankou/event/kchamp/000805.html
大和文華館『知られざる?大和文華館コレクション』展で展示されなかった作品 [展覧会]
大和文華館『知られざる?大和文華館コレクション』展(5/24~7/7)の最終日に展示を拝見しました。展示場のコーナーに「『美のたより206 2019春』に紹介された『秀吉肖像額』は展示しない。理由は次回の『美のたより』で報告する」旨のキャプションが小さくおかれていました。
今回の展覧会は大和文華館のテーマで普段展示されている館蔵品が、テーマによっては長い間展示されない作品に光を当てるもので、重要文化財の埴輪2点を含む考古資料、瓦、中国の俑。地蔵菩薩などの仏像。そして近年注目を集めているマニ教絵画など見ごたえのあるものが並んでいました。展示されなかった作品は『美のたより206』に紹介された「珍稀な秀吉像―大和文華館所蔵「秀吉肖像額」について」でこの額を19世紀幕末頃とされました。『美のたより207 2019夏』で研究ノート「大和文華館所蔵「秀吉肖像額」について―作品の位置づけと公開」で展示を見送った理由について、この絵が春峯庵事件に絡んだ作品だと判明したからとのことです。春峯庵事件は1934年(昭和9年)に起こった肉筆浮世絵の大規模な偽造事件だそうで、白崎秀雄さんの「真贋 美の欲望の11章」に取ありあげられていて、1956年小学館本『図説日本文化史体系 第8巻安土桃山時代編』に押絵で出ているようですが、首謀者も捕まった一連の事件が春峯庵事件だそうで、次回はフェイク作品を集めた展示を見せてほしい。
春峯庵事件のあらまし http://artistian.net/syunpoan1/
今回の展覧会は大和文華館のテーマで普段展示されている館蔵品が、テーマによっては長い間展示されない作品に光を当てるもので、重要文化財の埴輪2点を含む考古資料、瓦、中国の俑。地蔵菩薩などの仏像。そして近年注目を集めているマニ教絵画など見ごたえのあるものが並んでいました。展示されなかった作品は『美のたより206』に紹介された「珍稀な秀吉像―大和文華館所蔵「秀吉肖像額」について」でこの額を19世紀幕末頃とされました。『美のたより207 2019夏』で研究ノート「大和文華館所蔵「秀吉肖像額」について―作品の位置づけと公開」で展示を見送った理由について、この絵が春峯庵事件に絡んだ作品だと判明したからとのことです。春峯庵事件は1934年(昭和9年)に起こった肉筆浮世絵の大規模な偽造事件だそうで、白崎秀雄さんの「真贋 美の欲望の11章」に取ありあげられていて、1956年小学館本『図説日本文化史体系 第8巻安土桃山時代編』に押絵で出ているようですが、首謀者も捕まった一連の事件が春峯庵事件だそうで、次回はフェイク作品を集めた展示を見せてほしい。
春峯庵事件のあらまし http://artistian.net/syunpoan1/
ETV特集「反骨の考古学者 ROKUJI」 [展覧会]
このテレビを
録画で見た。ぜひ考古学に興味の無い人でもおすすめです。森本六爾(1903-36)名前は知っていて弥生研究者程度の知識しかなかったんですが、奈良出身の人物だったんですね。磯城郡織田村大泉(現桜井市)出身で、1920年に旧制畝傍中学校(現奈良県立畝傍高等学校)卒。奈良県磯城郡三輪尋常高等小学校の代用教員となり、香久山尋常高等小学校や生駒郡都跡尋常高等小学校の代用教員を務め、1924年に上京し東京高等師範学校の校長であった三宅米吉のもとで、歴史教室に副手として勤務。民間の研究者として遺物の観察から論文を書きまくった33歳の人生でした。彼の文章を探してみたいです。松本清張の短編小説『断碑』の主人公、木村卓治のモデルとされているそうなのでこれも読んでみようか。 再放送は2019年7月11日(木) 午前0時00分(60分) Eテレ。
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259673/index.html?fbclid=IwAR2Dk66oEyHKxxM0w_vFZ_UN3dxpyth_n580PIGS9C5w-MhDvcrhsE_s9TU
録画で見た。ぜひ考古学に興味の無い人でもおすすめです。森本六爾(1903-36)名前は知っていて弥生研究者程度の知識しかなかったんですが、奈良出身の人物だったんですね。磯城郡織田村大泉(現桜井市)出身で、1920年に旧制畝傍中学校(現奈良県立畝傍高等学校)卒。奈良県磯城郡三輪尋常高等小学校の代用教員となり、香久山尋常高等小学校や生駒郡都跡尋常高等小学校の代用教員を務め、1924年に上京し東京高等師範学校の校長であった三宅米吉のもとで、歴史教室に副手として勤務。民間の研究者として遺物の観察から論文を書きまくった33歳の人生でした。彼の文章を探してみたいです。松本清張の短編小説『断碑』の主人公、木村卓治のモデルとされているそうなのでこれも読んでみようか。 再放送は2019年7月11日(木) 午前0時00分(60分) Eテレ。
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259673/index.html?fbclid=IwAR2Dk66oEyHKxxM0w_vFZ_UN3dxpyth_n580PIGS9C5w-MhDvcrhsE_s9TU
「竹井耀齋みさこ・陶芸と織物展」 [展覧会]
きてみてならショップ・奈良の工芸作家による作品展「竹井耀齋みさこ・陶芸と織物展」竹井夫妻の作品展です。竹井さんは奈良市生琉里町在住です。8月4日まで。http://sns.nara-craft.org/?page_id=453
奈良市観光センター「奈良祭時記-夏から秋へーphoto by野本暉房」拝見 [展覧会]
奈良市観光センターNARANICLE多目的スペースで「奈良祭時記-夏から秋へーphoto by野本暉房」(令和元年7月2日~7月9日)を拝見。奈良豆比古神社の翁や猿沢池の中秋の名月の様子などの他、小さな村の行事も取り上げられています。作品が少ないので、ゆっくり楽しめます。6日と7日に14時からギャラリートークがあるそうです。